UbuntuのAlt+Tab動作をウィンドウ単位に変更する

以下の情報はUbuntu 18.04 LTSにて確認しています。

Ubuntuのデフォルトのウィンドウマネージャだと、Alt+Tabを押したときに、 アプリケーション単位で切り替えることができます。でも、Windowsの動作のように、 アプリケーション単位ではなく、ウィンドウ単位で切り替えたいと常々思っていました。

ちょっと調べたところ、いくつかの方法があるようですが、特別なアプリケーションのインストールが不要な方法を見つけましたので、ご紹介します。

答え自体はHow to prevent Gnome-shell’s Alt+Tab from grouping windows from similar apps? にあるものです。

dconf-editorを必要ならインストールします。(端末から)起動してorg/gnome/desktop/wm/keybindingsに移動します。

switch-applicationsから、'<Alt>Tab’を削除します。変更後は次のようになるようにします。

“switch-applications”

編集する際は、次の画面で"Use default value"をオフにすると、その下の"Custom value"を編集できるようになりますので、そこから'<Alt>Tab’を削除します。

“Edit”

次に、switch-windowsに'<Alt>Tab’を追加します。こちらも変更後は次の画面のようになります。

“switch-windows”

以上で完了です。

ちなみに、調べている時に初めて知ったのですが、デフォルトではAlt+(Tabキーの上のキー. 日本語キーボードだと半角/全角キー, 英語キーボードだと`キー)でアプリケーション内でのウィンドウ切り替えができるようです。 このデフォルト動作もそれほど悪くはないかも知れませんが、個人的には上記のように一つのキーストロークで全部のウィンドウを切り替えられる方が頭の負担が減って良い気がします。

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